私は目が見えないので紙の本は読むことができません。
ということで、それ以外の方法で読書できるものをいくつも利用しています。
そのうちの一つがKindle読み放題プログラムです。
月額980円で多くの電子書籍が読めるもので、とても重宝しています
電子書籍であれば、画面読み上げ機能を使って、iPhoneでもandroidでも音声で読むことができます。
また、文字をきちんと確認したい場合にはandroidと点字ディスプレイを使うことで1文字1文字確認しながら読書が可能です。
最近
『「すぐやる人」のノート術』 塚本 亮著を読みました。
「「モヤモヤ」もノートが解決してしまう」という部分、とても共感できました。
以下に引用します。
頭のなかや心がモヤモヤしているときは、何もしたくないと思うことでしょう。なぜかモヤモヤするけど、そのモヤモヤが何かわからないということもあるでしょう。
これは自然なことで、誰しも経験することです。 ここで重要なのは、そのモヤモヤを解消する方法を知っているかどうかです。
私は大学生のときに心理学を学び、紙に思っていることを書き出す効果を知りました。それ以降、頭のなかや心がモヤモヤするときは紙にどんどん書き出していくことを習慣づけています。
このノート術をクレンジングノートと呼んでいますが、書けば書くほど、頭のなかがスッキリしていく感覚を味わうことができます。 モヤモヤしたら相談すればいいと思うかもしれませんが、あまり他人に知られたくない時だってあるはずです。そんなときにノートを活用するといいわけです。自分と向き合って、思考を整理するためには、ノートが抜群の効果を発揮してくれるのです。
(引用元 『「すぐやる人」のノート術』 塚本 亮著)
~ 引用ここまで ~
思春期の頃見えなくなり、今まで当たり前にできていたことが当たり前にできなくなったことで無力感に飲み込まれ、ただラジオや音楽を聴いて過ごしていた時期もあると思います。
盲学校に入って、点字を学習した当初、
文字を書いて読むことができるようになり、思うこと、もやもやしていることなどをとにかく書いていたと思います。
今思うと読み書きできるようになった喜びから、ひたすら自分の思うことなどを点字で書きなぐっていたことは
クレンジングノートとしてノートを使っていたのだと思います。
そのことにより、客観的な視点を持つことができるようになり、
やることなどを書き出すことで
書いたことを行動につなげ
「できないことに目を向ける」のではなく、
「あるもの、できること」に目を向けるようになったとおもいます。
因みにそれから30年以上経った今も、朝の時間、また、寝る前、休みの一息ついた時間など、思い浮かぶことをひたすら書く習慣は続いています。
読み書きできることは、本当にありがたいことですね。感謝です。
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