私は現在、androidのスマホ(Google Pixel 3a)をメインに使い、iPhone8とGalaxy も使っています。
iPhoneは、動作確認のために使ったり、iPhoneでしか使えない視覚障害者用のアプリをりようするのに使っています。
androidでは利用できない視覚障害者用の便利アプリとしては、以下のようなものは、とても重宝しています!
●体温計の値を確認するアプリ(無料)
普通の体温計で測定した値を確認するアプリ
アプリ名:「体温計よんで」
●耳からの読書アプリ
デイジー図書(視覚障害者等読書困難者用の電子書籍)、アクセシブルなEPUB 3の再生・閲覧アプリ
「ボイス オブ デイジー 5」(3,180円)
※このアプリは、サピエ図書館の利用登録が必要です。
そして、毎日使っているスマートウォッチは、TicWatch Proというものです。
色々な機能がありますが、私が気に入って使っているのは、以下の機能です。
●通知や電話の着信の確認
まずは、一般の多くの人たちがスマートウォッチを付けて感じるところですが、通知や電話を知らせてくれるのは本当に便利です。
通知はメッセージやlineメッセージ、YouTubeの登録チャンネルの通知など、お好みで設定できます。
スマートフォンの着信音を消しているときなどに腕時計だけが振動して、電話が鳴っていることを知らせてくれます。仕事中など、消音にしてつかっていて、バックに直していたりすると、大切な着信にも気づくのが遅くなることも多かったのですが、そのようなことがずいぶん減りました。
●Googleマップとの連携が便利
マップの表示が時計により確認できます。
「30メートル先を左折」などと確認できて、とても便利です。
●毎朝のウォーキングの測定
心拍数や歩数、運動量などを測定できます。
10年ほど前、目が見えなくても使える心拍数の測定機器はないか探したことがありますが、当時はそのようなものが購入できなかったことを覚えています。
今は、視覚障害者でも多くの人がiPhoneを利用するようになってきています。
アップルをっちユーザーもめずらしくなくなりました。
そのアップルをっちとのひかくですが、私の愛用している TicWatch Pro において、1つ使いにくく感じているのは、スマートウォッチの読み上げ機能のボリューム調整が面倒だというところです。
音量を大きくしたり、小さくしたりするたびに設定を開かないといけないので、この点アップルをっちのようにジェスチャーにわりあてて、設定を開かなくても音量調整ができるようになることを願っています。
スマートウォッチにどのような機能を求めるかは、ひとそれぞれ違うところですが、最近は私の周囲でも血圧計の測定とか、心拍数の測定などを目的に購入する人も増えています。
私が昨年(2020年7月)、購入したときは一応視覚障害者のアンドロイドに関するメーリングリストで情報を確認してから購入したのですが、最初の設定にてこづって、「読み上げ機能に対応していないものをかってしまったのかなぁ・・・。」と、音声機能が使えるようになるまではハラハラして過ごしていたのを覚えています。
私たち、視覚障害者は普通に売られているものを、普通に使うことができませんので、新しいものにチャレンジする時は、勇気と努力が必要になります。
障害がない人に比べて、ハードルが高いと感じています。
せめて、私が便利に使っているものに関しては、このページを見て興味を持った人の購入の役に立ててもらえると幸いです。